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サイバーセキュリティ教育Education

カリキュラム

奈良工業高等専門学校 情報工学科では、標準カリキュラムの中でサイバーセキュリティ教育を行っています。
プログラミング技術やネットワーク技術はもちろんのこと、離散数学、暗号技術、法制度など、サイバーセキュリティの実現に必要な、基礎的な知識や技術を身につけることができます。また、大学院でのセキュリティ人材育成(IT Keys, SecCap)にも協力しており、その実績を活かした教育内容となっています。

奈良工業高等専門学校 情報工学科は、高専から大学院までのサイバーセキュリティ教育の実績を有し、カリキュラム設計から教材作成までを自前で行うことができます。本学科での代表的な科目は次の通りです。 各科目の詳細は、情報工学科のシラバス をご覧ください。

基礎理論系科目
サイバーセキュリティの基礎となる理論を学びます。
情報数学、計算機言語処理、情報理論、情報セキュリティ、人工知能 など
ハードウェア系科目
ハードウェアセキュリティの基礎となる技術を学びます。
ディジタル回路、電気回路、コンピュータアーキテクチャ、集積回路 など
ソフトウェア系科目
セキュアプログラミングの基礎となる技術を学びます。
プログラミング、オペレーティングシステム、ソフトウェア工学 など
ネットワーク系科目
セキュアネットワークやシステムセキュリティの基礎となる技術を学びます。
計算機ネットワーク、データベース、Webアプリケーション など
実験
実践的な実験を通してサイバーセキュリティ技術や知識を身につけます。
サイバーセキュリティ基礎実験 など

設備

端末50台と仮想マシンサーバ群から構成されるサイバーセキュリティ実験室を有しており、閉じたネットワーク内で実際に攻撃や対策を実践することで、サイバーセキュリティ技術を身につけることができます。 大学院で実施されているサイバーセキュリティ演習と同等の演習も実施可能な環境となっています。


サイバーセキュリティ演習環境 サイバーセキュリティ実験室

蔵書

本校にはこちらに挙げるような蔵書があり、サイバーセキュリティ教育研究に活用されています。


キャリアパスモデル

奈良工業高等専門学校 情報工学科を卒業してサイバーセキュリティ職に就いた学生のキャリアパスの例は図の通りです。本校近隣には大阪大学奈良先端科学技術大学院大学など、サイバーセキュリティ教育研究に実績をもつ大学が多くあり、進学することでさらに深い知識や技術を身につけることができます。
※サイバーセキュリティ技術の研究開発やセキュリティコンサルティングなど サイバーセキュリティ職へのキャリアパスモデル


資料

奈良高専 情報工学科 奈良高専 専攻科 大阪大学 基礎工学部 大阪大学 大学院情報科学研究科 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科