信号処理 第18回講義内容


授業内容
  • 4 相関関数(教科書p.51-) 
    • 4.3 自己相関関数
実習内容
実習18
360次元の波形データとして,mHzで振幅1の波形とnHzで振幅0.5の2つの正弦波を足し合わせた合成波形を作成する.
この合成波形の自己相関関数を求めなさい.
自己相関関数の演算は実習17で作成した相互相関関数プログラムを用いることとし,
自己相関関数結果は,実習17同様にExcelを用いてグラフでて出力する.
グラフは,2つの入力波形と自己相関関数波形を同時に表示させること.【表示が見にくい波形は減点対象】

出力結果として以下の2つの自己相関関数波形をを示すこと.
@m=1,n=5の自己相関関数
A任意のnとmを明記し,その波形の自己相関関数
提出期限
10/28(金)17:00
得られたグラフを印刷し松尾のメールボックスまで提出のこと【表紙をつけること】
前期末レポート作成について
振幅1をもつ任意の周波数aHzとbHz(a<b))をもつ2つの波形A,Bの合成波形Cがある.
ここで,波形Bを雑音ととらえ,合成波形Cに対して移動平均による雑音除去を検討する.
なお,サンプリング点数は,360点とする.

以下のことを明らかにしなさい.
@任意の周波数a,bを示しなさい.
A遮断周波数(任意)を示しなさい.【遮断周波数を求める計算途中式も示すこと】【11/7追記修正】
BAの遮断周波数をもつ移動平均点数Mを示しなさい.【遮断周波数を求める計算途中式も示すこと】【11/7追記】
CBの移動平均点数Mで移動平均前(合成波形C),移動平均後(波形D)の波形を示しなさい.
D波形Aと波形Dとの相関係数を答えなさい.
E波形Bが雑音として除去できたか否かをDの相関係数の値から考察しなさい.

なお,レポートの作成方法は,前期中間レポートに準じる.
提出期限
11/11(金)17:00
提出場所
  • レポートデータ,および,Excelデータについては,e-Learningシステム上に提出
  • 紙媒体は,松尾のレポート提出ボックスに提出
  • e-Learningシステムからダウンロードした自己点検評価シートに回答し,そのデータをe-Learningシステム上に提出

連絡事項
  • シラバスは,毎時間持って来てください.また,自己点検の欄の記入を忘れないように.
  • 受験,就職関係,インフルエンザで公欠するときは,メールで事前に松尾まで連絡してください.
  • 第19回(10/24)は,教室です.


〒639-1080 大和郡山市矢田町22
奈良工業高等専門学校 情報工学科 
教授  松尾 賢一
E-mail:matsuo□info.nara-k.ac.jp
(巡回ロボット対策のため,□を@に変えてください)