信号処理 第9回講義内容


授業内容
  • 2 信号処理の例
    • 2.1 波形の平滑化
  • 追加説明)移動平均の周波数特性
実習内容
実習9【60点】
横軸fτ,縦軸を振幅Aとするとき,



のときに,0.05秒【f=1Hzと考えたときは,τを0.05秒刻みと捉える】刻みでfτをサンプリングする.

このとき,各サンプリング点における振幅を,



とした,横軸fτ,縦軸Aとする移動平均の周波数特性グラフをExcelで作成しなさい.
このとき,作成されたグラフに対して,振幅Aが3dB低下するときのfτがいくらになるかを求め,グラフ上でその点を交点とする振幅A(Y軸)およびfτ軸(X軸)への垂線を記入しなさい.【記入は手書きでも,Excelでもどちらでもよい】


追記
グラフは,0.05刻みで出力したもので結構です.
ある程度グラフで遮断周波数となるfτの場所が特定できたら,時間の刻みを細かくして,
遮断周波数fτを小数3ケタから4ケタの精度で求め,その値を控えておいてください.
考察内容【40点】
得られた周波数特性から実習8の結果を考察しなさい.
前期中間レポート作成について
  • e-Learningシステムからダウンロードした表紙をつけて提出してください.
  • 評価は,(S,A,B,C,D)の5段階評価です.Cは不可A,Dは不可Bです.
  • レポートの書き方は,原則として情報工学実験レポートをベースとしてください.但し,アブストラクトは不要です.
  • 説明は,わかりやすく記述し,実習をしなくても書ける内容の考察や検討(抽象的な表現)は書かないこと.(評価を下げます)
    レポート内にWebからのコピー(引用,参考文献を明記している場合は除く)や,他の人と同じコメントや文言が見られたときは,D評価を行います.(※シラバスにもあるように,このレポートは定期試験と同様の扱いですのでコピペは0点扱いとします)
  • レポートおよび課題について質問や不明な点があるときは,以下の松尾のメールアドレスまでメールで連絡してください.
提出期限
6月27日(月)17:00
提出場所
  • レポートデータ,および,Excelデータについては,e-Learningシステム上に提出
  • 紙媒体は,松尾のレポート提出ボックスに提出
  • e-Learningシステムからダウンロードした自己点検評価シートに回答し,そのデータをe-Learningシステム上に提出

連絡事項
  • シラバスは,毎時間持って来てください.また,自己点検の欄の記入を忘れないように.
  • 受験,就職関係で公欠するときは,メールで事前に松尾まで連絡してください.
  • 前期中間レポートを遅れて提出する学生は,レポートの表紙の次のページに,私が返信した延長許可のメールを印刷し挿入して下さい.
  • 第10回は,マルチメディア演習室です.


〒639-1080 大和郡山市矢田町22
奈良工業高等専門学校 情報工学科 
教授  松尾 賢一
E-mail:matsuo□info.nara-k.ac.jp
(巡回ロボット対策のため,□を@に変えてください)