信号処理 第13回講義内容


授業内容
  • 実習12の解説
    • 2つの関数間の内積と直交の意味について(2つの関数間の関係を分析)
  • 3 数学の準備体操(教科書p.27-)
    • 3.4 正規直交基
    • 3.5 多次元ベクトル空間から関数空間へ
    • 3.6 正規直交関数系
実習内容
演習13−1
実習12でf(t)=sin(t),g(t)=cos(t) が直交であることがわかった.
教科書p.39の式(3.11)により,f(t)とg(t)の大きさ(ノルム)を求めなさい.
演習13−2
演習13−1で次元数が多くなると,ノルムも大きくなる.
教科書p.40の式(3.13)で正規化されたノルムを求めなさい.
演習13−3
演習13−2の正規化したノルムを用いて,教科書p.49の式によって正規直交基となるf*(t)とg*(t)を求めなさい.

実習13【10点】
教科書p.46の(3.27)に基づき,
関数f(t)=sin(t)+2cos(t)+3sin(2t)+4cos(2t)のとき,
Ck(k=0〜3)をExcelで求めなさい.

また,f(t)には存在しない,sin(3t),cos(3t)に対するC4,C5についても求めなさい.
なお,関数はN次元ベクトルととらえ,N=144とする.
提出方法
得られた結果をA4用紙に印刷して表紙をつけて提出
※e-Leaningシステムへの提出はありません.
提出期限
7/16(木)17:00 松尾のメールボックス

連絡事項


〒639-1080 大和郡山市矢田町22
奈良工業高等専門学校 情報工学科 
教授  松尾 賢一
E-mail:matsuo□info.nara-k.ac.jp
(巡回ロボット対策のため,□を@に変えてください)