実習9−1【10点】 |
e-Learningシステム上にある正規乱数関数(ボックス・ミューラー法に基づく平均と分散を任意に設定)の動作を確認しなさい.
なお,Cコンパイラの種類は,各自自由とする.
動作を確認後,このプログラムで出力される値のエラーを見つけ出し,プログラムを修正しなさい. |
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プログラムで得られた結果をエクセルで表示する方法について説明します.
まず,プログラム上であるファイルにデータを書き込むように変更します.
このとき,ファイル名をdataとすると,拡張子をcsvとしたdata.csvでファイルを保存するようにします.
これは,Excelでのcsv形式と呼ばれるもので,仮にエクセル上で以下のようなデータがあったとします.
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このとき,このExcelデータをcsv形式で保存すると
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のようになります.
したがって,逆に,UNIXなどで,上記のようなテキスト形式でデータをカンマで区切った状態で拡張子をcsvとしてやれば,
Excelでデータを見ることができます.そして,Excel上でグラフを表示すればよいことになります.
つまり,繰り返し計算は,プログラムで,グラフ表示はExcelでさせれば楽と言うことです. |
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実習9−2【10点】 |
実習9−1のプログラムで発生した2種類の乱数(一様乱数,正規乱数)を用いて,横軸を乱数(刻み幅は0.05),
縦軸を乱数の発生頻度としたヒストグラム(棒グラフ状)作成データを出力するプログラムに改良する.
※プログラムでなくExcelでヒストグラムを作成する方法でもかまいません.
改良したプログラムの出力値(rand.txt)を用いてExcelでグラフ化しなさい.
なお,平均0,分散0.1とする.
※あくまで,ヒストグラムの形状を見るだけですので,乱数については,どのように扱っていただいても結構です.
また,乱数発生数(1万以上が望ましい)は多い方がより正確なヒストグラム形状が得られます. |
提出方法 |
実習9−1は,プログラムのどこにエラーがあり,どう修正したかを説明する.
実習9−2は,2つの乱数に対する各ヒストグラムを印刷したものを表にする.
上記について,表紙をつけてレポートとして松尾のメールボックスに提出してください.
※e-Leaningシステムへの提出はありません. |
提出期限 |
6/25(木)17:00 |