信号処理 第3回講義内容


授業内容
  • 1 信号処理とは(教科書p.9)
    • 1.3 アナログ信号とディジタル信号
実習内容
実習3−1【10点】
サンプリング128点の正弦波(8Hz,振幅1)【入力波形】を作成する.
次に,入力波形に対して,64点,32点,16点,8点,4点と5パターンでサンプリング点数を変化させる.
この各サンプリングによって得られた波形を【出力波形@〜出力波形D】とする.
このとき,入力波形および出力波形@からDの折れ線グラフをシートごとに作成しなさい.

注1)5つの波形を一度に表示させないこと.

注2)入力波形に対するサンプリング点の位置は任意としますが,5パターン間の位置は共通としてください.
提出期限
5/7(木)17:00 e-LearningシステムにExcelデータを,波形を印刷したものを松尾のメールボックスまで提出のこと.
提出場所
波形は,A4用紙に印刷の上提出
Excelデータは,e-Learningシステム上で提出
ファイル名は,実習2同様に準じてください
※e-Learningシステムへの提出期限は,システム上で明記されていますので,各自確認してください.
※両者とも提出遅れは0点扱いとします

実習3−2【10点】
サンプリング点数180点,振幅1,9Hzの正弦波【入力波形】を,サンプリング周波数10Hzでサンプリングする.
サンプリング点で得られた値をつなげた折れ線グラフを出力波形@とする.
同様に,入力波形の1周期の範囲内で位相θを任意にずらした波形に対する出力波形をAとする.
出力波形@とAの結果からナイキスト周波数を満たさないサンプリングについて考察しなさい.


注)特長のあるサンプリング結果波形が得られる位相θのずらしが望ましい.
提出期限
5/7(木)17:00
提出場所
波形は,A4用紙に印刷の上提出
Excelデータは,e-Learningシステム上で提出

0の値も折れ線として線が引かれることを回避する方法
実習3−2での折れ線グラフ作成について,波形を作成して,IF関数を用いて,0の値の箇所をNA( )となるようにしてください.
例えば,A1のセルが0のときは,

 =IF(A1 = 0,NA(),A1)

と書けばよいでしょう.

これで,A1が0のときは,A1のセル上には,#N/Aと表示されます.
これで,グラフを作成してみてください.
0の値を飛ばして折れ線グラフが書かれています.
実習2での留意事項
  • ホッチキスは,左上隅一か所止めでお願いします.
  • 波形の最大値が読み取れるように軸の値を決めること.
  • 波形にサンプリング点が存在するグラフにすること.

連絡事項
  • シラバスは,毎時間持って来てください.また,自己点検の欄の記入を忘れないように.
  • 来週は,先に教室で説明を行います.
  • 受験,就職関係で公欠するときは,メールで事前に連絡してください.
  • 後日,教科書 1章の前期中間e-Learning小テストを行いますので,事前に勉強しておいて下さい.


〒639-1080 大和郡山市矢田町22
奈良工業高等専門学校 情報工学科 
教授  松尾 賢一
E-mail:matsuo□info.nara-k.ac.jp
(巡回ロボット対策のため,□を@に変えてください)