学会発表できていないシステムの供養を兼ねて、今までに岩田と研究室の学生で作ったシステムを紹介します.取りかかりが新しいものが上です。
Raspberry Pi2 modelB+USBRHを使った温湿度計です。オープンキャンパスで中学生にIoTの例を示すために作りました。100均のLEDボタンにフルカラーLEDを仕込んでグラデーションして目立つようにしました。ボタンを押すと温湿度センサ(SHT-11)からデータを読み取り、VoiceText Web APIに投げて音声を取得、スピーカーからしゃべります。ついでに3時間に1回、現在の温湿度をtwitterに投稿します。
フォトリフレクタとTwe-Liteを使った、座っている人を感知するシステムです。高専生向けmyRioコンテストに出しましたが入賞できませんでした。
Twe-LiteとCTL-6-P-Hを使った消費電力測定機器です。Twe-Liteに電流センサCTL-6-P-Hを接続した機器をコンセントに非破壊で取り付けて、手軽に消費電力を測定して、Raspberry Piに接続した親機に収集、Webサーバで公開、電力見える化を実現しようとしています。電流センサの値がワットメーカーの値と合わなくて調整に苦労していました。
情報工学科で管理する演習室のPCの電源が付けっぱなしで帰る学生がたまにおり、教員が帰るときにいちいち全部のマシンを見て回るのが大変なので、電源がついているPCを一括して物理的にLEDで表示してくれるシステムをRaspberry Piで作りました。ブレッドボード上では動きましたが、ユニバーサル基板に移すときにLEDに抵抗を付けずに配線してしまったので大変なことに。そのうち作り直して稼働させたいと思っています。
Raspberry Pi2と専用カメラ、Bluetoothマイク、PoEキットで授業録画、Webで配信するシステムです。2015年にはPoEで電源供給できるようになり、自由度が増しました。需要とお金があればすぐにでも稼働できるとは思います。
研究室の冷蔵庫でミニ商店をしていたとき、在庫管理が面倒だったのでバーコードリーダをつないだRaspberry PiでLAMPサーバを立て、手計算で行っていた集計を自動で行えるようにしました。凝っていたので自動音声なども実現していましたが、残念ながら現在は稼働していません。