人工知能 2001
Artificial Intelligence 2001



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4章 知識表現(その2)
   4.2 知識処理の3フェーズ, 4.3 知識の分類,4.4 知識表現の概要(pp.60-64)


注)赤字は山口の加筆修正部分です.
配布資料 4章,知識表現(その1)....4.1 KBS:知識ベースシステム,4.2 知識処理,4.3 知識の分類

       4章,知識表現(その2)....4.4 知識表現の概要,4.5 代表的な知識表現法
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2001年 9月12日 (水) 講義ノート (by 山口研  中尾友圭子)

9/12(水)晴れ
マクラ:日米メディア報道の見出しの比較

・同時多発テロ         (日本のメディア)
・Attack on America    (NBC)
・America under Attack (CNN)
	 〜中(〜という状態下にある)
・Evacuated ?
・Air planes crashed into towers of WTC.

4.2 知識処理の3フェーズ pp.60-

1)知識表現:IF ○ THEN △}
2)知識利用:IF △ THEN □}→IF ○ THEN □
3)知識獲得:上述のような知識表現をどのように獲得するか?
		→「知識獲得ボトルネック」

 達人や専門家が用いているknow howを全て記録するのは困難
1)Motion data	 →デジタルマイスター
2)その理由、根拠→達人への「聞き取り調査」
		  しかし、全てを「説明」するのはめんどう

てんぷらの揚がり具合(のタイミング)をどう判定するか?
→ 目で見るのではなく,耳で聴く.(という経験則)
→ それはなぜか? なぜ,その経験則で正しく判断できるのか? 
	を説明するためには,深い知識(モデルによるシミュレーション,推論)が必要

水分が少なくなって…音が変わる…泡の大きさが小さくなる
   Chemical   ↑ Physical  泡のはじけるときの音の高さが高くなる
		 泡 		

注)てんぷらを揚げると水蒸気の泡の大きさが,だんだん小さくなります.
泡のはじける音の変化は,”小さくなる,音が高くなる”,でした.



yamaguch@info.nara-k.ac.jp


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