知能工学 2000 Intelligence Engineering 2000 |
2000, Sep. 13th, updated
9/4の知能工学のノートを送ります. このノートには,二つの図を張り付けているので,それも添付します.(zu1.jpg, zu2.jpg) 授業ノート−−−−−−この下から−−−−−−− 知能工学 授業ノート 9月4日 石村健二
○探索(Search 教科書 P.36 参照)
状態空間の全ての状態を決められた順序に従い系統的に調べていく
・ブラインド探索・・・全ての状態を調べる方法
ex. wall following + 左手法 ←→ 縦型サーチ
問 全てを調べるのは,計算量大
→ 無駄なサーチを含んでいる
↓
「問題に対する,特有の知識・情報」を利用して無駄なサーチを減らす
↑ヒューリスティックという
人間が発見した役に立ちそうな知識・規則性
→ヒューリスティック(Heuristics)・・・発見的知識
○法則,理論との違いは?
(例1)飲んだら危ない牛乳は(食品)は?
雪印,雪印の北海道の工場で作った脱脂粉乳,雪印以外
乳製品,腐ってそうな牛乳,賞味期限切れの物,
雪印のバター,蛾の入った物
↓違いは?
・常に正しいと言い切れるか否か?
法則が成り立つ条件
正しさが,裏付けられているか?
既存の正しい(と信じられている)知識との整合性,説明, →(加熱では分解されない)毒素を含んだ素材を含む製品
バクテリア・・・タンパク質→加熱すると変化する→加熱殺菌の原理
バクテリアが作った毒素→加熱しても変化しない
(例2)火山の噴火予知
・今までに収集したデータと現状況との類似性から
未来のイベントを予測する→内挿?
外挿・・・データ(経験)のない範囲に対して既存の規則性を延長して予測すること
→どう延長するかの合理性がない
探索でのヒューリスティックス(Hu)の利用
ヒューリスティックスを定量的に表す
・目標状態(ゴール,解)との距離を定量化,現状態とゴールとの距離
(が小さいほど,ゴールに近いと見なす)
○山登り法(hell climbing)
・各条対に高さを設定(する評価関数を与える)
・現状態から,より高くなる状態へ調べる状態を変えること
ex.RPGゲームのHu関数
・クリアしたイベントの数
・倒したボスの種類 → 単調増加関数
・あけた宝箱の数
・主人公のレベル数?
−−−−−以上−−−−−
yamaguch@info.nara-k.ac.jp
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