| 知能工学 2000 Intelligence Engineering 2000 |
2000, Sep. 10th, updated
1章 人工知能とは:
知能工学 第三回講義ノート 3番 浦西 大祐
4月24日(月)曇り IE(Intelligence Eng.)
ノートについて
Q 何のためにノートを取るのか?
(講義の)記憶を引き出すための手がかり
インデックスをノートに書いておく。
今日のマクラ・・・自己分析
4/23(日)あるある大辞典「性格」
関連キーワード:エニアグラム
(1) 心理学の知識を素人向けに解説
→マクドナルド化 by 森真一 「自己コントロールの檻」
講談社選書メチエ
(2) (1)のような自己コントロールの知識が世の中に広まるのはなぜか?
広まると世の中はどう変わるか?
→(知識)社会学の問い
1. 現在の社会を支える中心的規範
(1) 人格崇拝(自他の人格を傷つけてはいけない)
(2) マクドナルド化(合理性・・・予定に従って物事を効率的に
進行させなければならない )+(マニュアル化)
↓
自己コントロールの知識
2. 合理化が広まるプロセス
(1) 自己コントロールの知識が広まる
↓↑
(2) より徹底した自己コントロールがここに要求される。
(1) と(2)の間で正のフィードバックが生じる。
↓
自己コントロールの知識が社会で共有される。→人々を動かすパワーに
本の後半の内容
・ 合理化の結果が非合理な結果を生み出す
・ キレる人々の増加の原因
(通説)子供,自己コントロールできない人だから
(森の主張)自己コントロールの高度化が進むためにキレる人が出現した.
↓
ささいなことに大きく反応してしまう
先週チューリングテストまで
1.2 AIの定義 pp.4-5
p.5 AIのへ意義の変遷
1980年代 知的に振舞うシステムの実現
→システムに専門知識を組み込む
1990年代 外界とインタラクトする知的エージェントの実現
↓
AIの活躍する環境がインターネット上に広がってきた。
1970年↑(1)閉じた狭い環境・・・toy world
1980年↓(2)実世界(我々の日常の生活)・・・1)Human Interface
2)Robot(実世界のやり取り のインタフェース
1990年代↓(3)インターネット上での知的エージェント
実世界に対応する電子社会が形成されればその電子社会で知的に振る
舞い人間を代行するためのエージェント技術が必要になる。
p.6 AI研究の対象
人間と機械のギャップを埋める。
山口のAI研究の対象
現在計算機(アルゴリズム)で実現/記述できないと考えられている
知的なことを実現しようとする立場
p.6 「知的という概念」のあいまいさ
あいまいさがAI研究の変化,発展をもたらしている。
知的さの解釈の変化
人間の→鉄腕アトム(ロボット研究者)
→虫並みの知能(A−Life)→エージェントの
→自然現象(複雑系科学)
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