| 人工知能概論 2000 Introduction to Artificial Intelligence 2000 |
2000, Sep. 5th, updated
中間テスト解説(6/14(久保), 6/21 前半(弦川))
中間テスト解説
○平均点 60.1点 (最高 93点 、 最低 36点)
○60点以下 … 6人 毎回ノート提出
要望: ・ マクラが長すぎ + 最終回に一気に進んだ (By 丸川)
・ 毎回コンスタントに進んで欲しい
・ ノート持ち込み可にして欲しい。 ノートをもとに考えて書きたい (By 松谷)
・ ノートは自分で内容を選んで書いていいか? − Yes (By金石)
・ テストの出題が、暗記的 VS 考える要素とのバランスが予想外だった。
暗記的が多かった。この傾向は、今後も続くのか? (By 林)
・ 問題数が多いので減らして欲しい(時間とのバランスが悪い) (By 弦川)
→ 努力します
○60点未満 → テストの正答しなかった問いの解答のレポートを出すこと
(Up to 60点まで加点)
テスト解説
問1 (1) 4/26,5/24,テキスト 1.2節
1) AIの定義を直接説明 (客観的な知識)
2) AIの定義を直接説明しない
(2) 5/24 ノート×2
5/31 マシンパワーが増大
テキスト P.5 下3〜1行目
1) ロボット分野との融合
2) 新しい概念の登場
(エージェント、インターネット、A-Life)
(3) AIの定義 5点 → 〜とは――である。
その理由 5点 → 前半の内容と対応しているか? (主張の一貫性)
問2 (1) ・ 知とは何か? 5点
・ 人間と機会との対比の例 5点
・ 知とは、例外に対する柔軟さである。
・ 両者のふるまいの違いとそれが起こる理由
正確さ、無意識 ⇔ 意識的
(2) 5/24 ノート 、 テキスト P.6 AIの2つの定義
問3 AI関連の基本用語のスペル
・ 大文字、小文字の区別
・ agent (代理人 … 計算機ユーザの)
(仲介者 … 計算機と人間との)
・ computation P.5 計算
・ algorithm
2枚目の3 5/31 ノート
(1) 1.3.4
(2) テキスト P.13 後半
1) 問題固有の知識の集まりこそ有用な知的システムの本質である。
(→ cf. 大量の実データの集まりこそリアルさの本質である )
2) 5/31 の世論調査
(3) 1) ・ ユーザと計算機(インターネット、(実世界))との仲介を行い、
ユーザのして欲しい操作を代行するソフトウェア
・ 自律性
・ 適応
2) 処理の対象が、閉じた世界から開いた世界へ
= 外界とのインタラクションの有無
3) 5/31 ノート エージェント技術への期待
問4 配点 概要 5点
選んだ理由 5点
興味を持った内容 5 + 5点
考え 5 + 5点
→ 1) 論理的な説明力
2) 主張の内容の質
2000年6月21日(水) 講義ノート前半(by 山口研 弦川浩尚)
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<テスト解説(その2)>
問4 採点方針
・指示した項目(概要,選択理由,興味を持った点,考え・意見)分けされているか?
・日本語として,明確な書き方がなされているか?
技術的な主張,内容を正確にわかりやすく,論理的に伝える.
not文学的 = 曖昧な表現
・目的は何か?→技術論文(=卒論)を書くためのトレーニング
技術的な文章(取り扱い説明書,マニュアル,仕事のドキュメント)
technical writing
・興味を持った点,考えの採点項目
1)1文で結論(要旨,言いたい事)が述べられているか?
2)論理的な説明力
・素材から結論に至る,論理展開の明確さ.
→文と文との論理関係を表す接続詞が適切に用いられているか?
何故なら
結論 →→→ 結論
←←←
つまり,よって
3)主張の内容の質
・AIの内容と関連して論じているか?
→講義の内容に対して肯定的,否定的両方あり
・trivial(当り前)でない主張か?
→誰でも思い付きそうな事,容易に考えられる事
・新たな主張,情報(理由,考えetc)を含んでいるか?
・正攻法(一番正しいと考えられているやり方)との比較,見直し(検証),批判
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