研究紹介 情報工学科5年 衛藤聡美
○研究テーマ
『繰り返し言い当てゲームを用いた自然な挙動のモデル化』
○言い当てゲームとは?
言い当てゲームとは,エージェントと被験者の二者で行い,状況の変化に応じて遷移した被験者のマインドをエージェントが推定して言い当てを行うゲームである.
繰り返し言い当てゲームの手順は以下の通りである
@エージェントは内部に持つ規則から被験者のマインドを予測し,言い当てる.
A被験者はエージェントからの言い当てと同時に自分のマインドを表明する.
Bエージェントの言い当てと被験者の表明したマインドが一致するか否かが言い当て結果として判明する.
Cエージェントは被験者のマインド遷移規則を学習(モデル同定)する.@へ.
言い当てエージェントは,『被験者の挙動を幅広く探査し,正確に言い当てること』(言い当ての最適化)を目標とする.
!被験者のモチベーションが低下することによって起きる問題!
・単調な反応(被験者が自分の挙動を感情に関係なく決定してしまう)
・ランダムな反応(正確に言い当て出来ない)
これを解決するために↓
○研究目的
人間の自然なマインド変化を観測し,モデル同定するために
1)飽きさせない
2)ストレスが小さい
繰り返しコミュニケーションタスクを実現する.
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