実習6−1【10点】 |
1Hzの正弦波(振幅1,サンプリング36点)を波形Sとする.
この波形Sに最大振幅±0.2のランダム雑音【雑音N】が加わった入力波形【波形A】を作成する.
(雑音発生例)
±0.2のランダム雑音の発生のさせ方 =RAND( )*0.4-0.2
この波形Aに対して,教科書p.20の式2.1により移動平均(K=1,2,3)された波形A
及び3つの平滑化波形【波形@,波形A,波形B】を図1として折れ線グラフをExcelによって示しなさい.
なお,波形は図1内で個別に示すこと.
※波形Aと平滑化波形の折れ線グラフでは,白黒印刷するときは,線を破線にして波形の違いわかるように工夫すること.
例)章立て例
a)波形AとK=1の平滑化波形(波形@)
b)波形AとK=2の平滑化波形(波形A)
c)波形AとK=3の平滑化波形(波形B)
図1 移動平均でKを変化させたときの平滑化波形結果 |
さらに,各波形@,波形A,波形Bから波形Sを引いた絶対値である
移動平均後の雑音【雑音@,雑音A,雑音B】を
図2として折れ線グラフをExcelによって示しなさい.
例)章立て例
a)元の雑音Nと移動平均後の雑音N波形(雑音@)
b)元の雑音Nと移動平均後の雑音N波形(雑音A)
c)元の雑音Nと移動平均後の雑音N波形(雑音B)
図2 移動平均後の雑音N波形の変化 |
※図1の波形,図2の雑音は,個別に示し,雑音の減少がよくわかるように,振幅軸を同じ目盛設定にすること. |
実習6−2【10点】 |
実習6−1でのランダム雑音を±0.4,±0.8に増加させた波形Aに対して,
平滑化した波形【波形@,A,B】に対する振幅のフルスケール値(S)と雑音(N)とのSN比(20log10(1/N))の平均値を求め,
以下の表を完成させなさい.(雑音の値は,絶対値を用いてください)
各波形のSN比の平均値の表 |
雑音の大きさ |
雑音NのSN比 |
雑音@
(k=1)のSN比 |
雑音A
(k=2)のSN比 |
雑音B
(k=3)のSN比 |
±0.2 |
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±0.4 |
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±0.8 |
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提出期限 |
6月6日(月)17:00 |
提出場所 |
- レポート(紙媒体)は,結果(実習6−1は,波形A,@〜B,雑音@〜B,実習6−2は,平均値表))は,
A4用紙に印刷し,指定の表紙をつけて松尾のメールボックスに提出
- レポート(電子データ)は,e-Learningシステムに提出
- 実習6−1と2は,同じファイルで作成し,実習ごとに各シートに分けたExcelデータを,e-Learningシステムに提出
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