ディジタル回路 第12回講義内容


授業内容
  • 1章 組合せ回路(教科書p.31-)
    • 1.5 いろいろな組み合わせ回路
      • 1.5.1 組合せ論理回路のビルディングブロック
        • 74シリーズ->p.32 図1.43
        • テキサス・インスツルメンツ(TI)社
    • 電気回路図(電気的な特性をベースとした回路図)
    • 論理回路図(論理的な特性をベースとした回路図))
    • 実体回路図(回路作成を考慮した回路図)
IC実習12
宿題12
教科書p.20にあるNANDゲートIC(7400)を1つ用いて,以下の実体回路図および動作結果の表(仮説)をA4グラフ用紙に作成しなさい.
  1. NAND ICの動作チェック回路(上記の回路)->仮説どうりに動作するかを各自で確認
  2. NAND ICを用いたNOTゲート回路->2.3.4は,25日にチェックします.
  3. NAND ICを用いたANDゲート回路
  4. NAND ICを用いたORゲート回路
なお,各ゲートとも入力はDIPSW,出力はLEDによる(0:点灯 1:消灯)とする.
入力部(DIPSW側)と出力部(LED側)は,1.の回路図のみの記述でよい.

入力 出力
DIPSW LED
 OFF OFF   
 OFF ON   
 ON OFF   
 ON ON   
 動作結果の表

次回(7/25)は,上記の4つの回路作成を各自で行ってもらいますのでしっかりと予習しておくこと.
提出期限
7/22(金)17:00 松尾のメールボックス
実体回路図作成チェック内容
□配線に縦線,横線以外(斜線等)の記述がある.
□論理変数が記述されていない.
□IC番号が記述されていない.
□IC(DIP抵抗も含む)のピン番号が記述されていない
□ネットワーク抵抗内に共通端子および回路記号の抵抗(抵抗値も含む)の記述がない.
□7セグメントLED表示器のピン配置が適切でない.
□IC内の論理ゲート記号(使用するゲードのみ)の記述がない.
□ICにVcc,GNDの記述がない.
□DIPSW(縦方向になるはず)が回路記号として記述されていない.
□ブレッドボード上にIC(ブレッドボード上の溝をまたぐようにICは,配置されているはず)がそのままの位置で配置できない実体回路図である.
□回路図上で,図面の上が5V,下がGNDと定義した記述になっていない.
□グラフ用紙に書かれていない.
□フリーハンドで書かれている.
実体回路図作成後のチェック内容
□ネットワーク抵抗の共通端子の配線表現
□SWおよびIC端子付近への論理変数の記述
□7セグメント表示器の点の位置の表記
□実回路同様の配置,配線状態の表現
□トグルスイッチ,ICの向き
連絡事項
レポート
なし


〒639-1080 大和郡山市矢田町22
奈良工業高等専門学校 情報工学科 
教授  松尾 賢一
E-mail:matsuo□info.nara-k.ac.jp
(巡回ロボット対策のため,□を@に変えてください)