- 1章 組合せ回路(教科書p.31-)
- 1.5 いろいろな組み合わせ回路
- 1.5.1 組合せ論理回路のビルディングブロック
- 74シリーズ->p.32 図1.43
- テキサス・インスツルメンツ(TI)社
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- 電気回路図(電気的な特性をベースとした回路図)
- 論理回路図(論理的な特性をベースとした回路図))
- 実体回路図(回路作成を考慮した回路図)
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電気回路図 |
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実験11 |
教科書p.32にあるNANDゲートIC(7400)を1つ用いて,
以下の1.から4.の論理回路図,実体回路図および動作結果の表(仮説)をA4グラフ用紙に作成しなさい.
- NAND ICの動作チェック回路(上記の回路)->仮説どうりに動作するかを各自で確認
- NAND ICを用いたNOTゲート回路
- NAND ICを用いたANDゲート回路
- NAND ICを用いたORゲート回路
なお,各ゲートとも入力はDIPSW,出力はLEDによる(0:点灯 1:消灯)と電圧値(有効数字小数一桁)する.
実験手順
手順1:1.から4.の論理回路図をグラフ用紙に作成する.
手順2:1.から4.の実体回路図をグラフ用紙に作成する.ただし,入力部(DIPSW側)と出力部(LED側)は,1.と2.の回路図のみの記述でよい.
手順3:グラフ用紙に作成した4つの論理回路と実体回路図をセルフチェックあるいは相互チェックを実施
手順4:チェックを受けた実体回路図に基づいて,4つの回路を順にブレットボード上で作成し,以下の動作結果表の結果を得る.
手順5:4.のORゲート回路のみを回路動作チェックするので,ORゲート回路が動作した学生は,動作チェックを受ける.
動作結果の表
電気回路動作 |
論理回路動作 |
入力 |
出力 |
入力 |
出力 |
DIPSW |
LED |
B |
A |
X |
B |
A |
ON |
ON |
|
0 |
0 |
|
ON |
OFF |
|
0 |
1 |
|
OFF |
ON |
|
1 |
0 |
|
OFF |
OFF |
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1 |
1 |
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実験結果確認期限 |
8/9(金)17:00 ※8/9(金)は,9:00-17:00まで実験室が使用できます.なお,回路チェック時間は,13:30-14:30と16:00-17:00です. |
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宿題11 |
第10回の回路で得られた実験結果を提出しなさい.
結果は,
DIPSWのON,OFFでLEDの点灯,点滅がどうであったかと
論理回路的に真理値がどうであったかの両者を以下の表のように報告するのが望ましい.
実際の動作結果 |
入力 |
出力 |
DIPSW |
LED
|
B |
A |
ON |
ON |
点灯or点滅 |
ON |
OFF |
点灯or点滅 |
OFF |
ON |
点灯or点滅 |
OFF |
OFF |
点灯or点滅 |
第10回回路の真理値表 |
入力 |
出力 |
B |
A |
X |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
0or1 |
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提出期限 |
7/16(火)授業開始時に提出 ※未提出の学生は,情報工学科棟1階進路指導室前の松尾のメールボックスに提出 |